【使わない時】除雪機のメンテナンスは自分でできる？ポイントを解説

「もうすぐシーズンが終わるけど、除雪機の保管はどうすればいい？」
「久しぶりに除雪機を使うのでメンテナンスをしたいが、チェックポイントが分からない」

オフシーズンを経て久しぶりに除雪機を使おうとすると、バッテリーに異常が見られたり、オーガ（回転刃）やシューターの調子が悪く思うように除雪できないケースがあります。

除雪機を日頃からメンテナンスをしておくことで、除雪機の寿命を延ばすことができるだけでなく、買い替え時などに高く買い取ってもらえるケースもあります。

この記事では、北海道・札幌で出張買取を行っているプレジャーが、シーズン前に自分でできる除雪機のメンテナンス方法やチェックポイントを解説していきます。

除雪機でよくあるトラブルを踏まえて解説していますので、除雪機のメンテナンス方法に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

除雪機は定期的なメンテナンスが大切

北海道などの豪雪地帯で、除雪機を使用するのは1年間のうち約4〜5ヶ月ほどです。半年ほどのオフシーズンを経て久しぶりに除雪機を使おうとすると、バッテリーに異常が見られたり、シューターの調子が悪く思うように除雪できないケースがあります。

除雪機のメンテナンスはハードルが高いように感じますが、実はポイントを抑えれば自分でも簡単にメンテナンスができます。

日頃から除雪機のメンテナンスをしておくことで、急な積雪でも「除雪機が動かない」「うまく除雪できない」などのトラブルを防ぐことができます。定期的なメンテナンスは除雪機の寿命を延ばすことができるだけでなく、廃棄時や買い替え時に高く買い取ってもらえるというメリットもあるので、除雪シーズンの前後には積極的なメンテナンスを心がけましょう。

なお、除雪機の寿命は一般的におよそ「10年」と言われています。

除雪機を日頃からメンテナンスしているにも関わらず、

などの症状が見られる場合は、除雪機の寿命の可能性もあるので、早めに買い替えを検討してみましょう。

除雪機のよくあるトラブル

定期的に除雪機をメンテナンスしていないと、どのようなトラブルが起こりうるのでしょうか。

除雪機のメンテナンス不足が原因で起きがちなトラブルを解説していきます。

エンジンがかからない

除雪機で最も多いトラブルがエンジンの不調です。

エンジン周りのトラブルでは、急激な気温の低下などでバッテリーが上がってしまっているケースが多く、バッテリーを交換することで解消される場合があります。

そのほか、特にシーズン明け久しぶりに除雪機を使う場合には、

などが原因でエンジンがかからないトラブルも多いです。

エンジンの不調で除雪機がうまく動作しない状態を避けるためにも、ゆとりを持って除雪機の状態を確認し、必要に応じてメーカーや取扱店などで修理・点検をしておくようにしましょう。

除雪がうまくできない

除雪機の寿命を実感するのが、「雪かきがうまくできない」というケースです。

これは、雪かきの中心であるオーガ（回転刃）や、その周辺が摩耗してしまっている場合が多いです。

除雪時は雪だけでなく路面上の石や砂利などの障害物も一緒に取り込んでいるため、知らないうちにオーガの一部が欠けるなどして破損してしまい、オーガ（回転刃）やその周辺の塗装が剥がれたり、傷ができてしまいます。

これらの傷や塗装の剥がれはサビの原因となり、サビに雪が付着し詰まってしまうことで、うまく除雪できない原因につながります。

一目で分かるほど摩耗が激しい場合は、メーカーや取扱店などで修理・点検をしておくようにしましょう。

除雪機の基本メンテナンスポイント

日頃から除雪機のメンテナンスをしておくことで、除雪機のトラブルを減らし、買い取り時に高価買取をしてもらえる可能性が上がります。

除雪シーズンの前後には、ポイントを押さえた正しいメンテナンスをしてみましょう。

除雪機をメンテナンスする際の基本チェックポイントは以下の通りです。

それぞれ具体的に解説していきます。

【ポイント1】バッテリーの状態を確認する

バッテリーは、定期的に「補充液が不足していないか」確認しましょう。

万が一補充液が不足している場合は、「UPPER LEVEL」まで補充液を補充します。

また、バッテリーは定期的に使用しないと劣化しやすくなるので、年に2回は充電をします。除雪機を使用しないオフシーズンも1回は充電しておいたほうが、バッテリーの劣化を防ぐことができます。

なお、バッテリーを充電する際は必ず以下の手順で進めます。

充電中にバッテリーが熱を帯びる場合などは、バッテリーを交換する必要があるので注意しましょう。

【ポイント2】エンジンオイルを交換する

エンジンオイルを交換しないままにしておくと、エンジンが焼き付いてしまう原因になります。

除雪機のエンジンオイルは、2年に1回を目安に交換することで、エンジンの故障を防ぐことができます。エンジンが故障してしまうと高額な修理代金がかかるので、必ず定期的にエンジンオイルは交換するようにしましょう。

【ポイント3】シャーボルトが摩耗していないか・予備はあるか

除雪機を使う際は、必ずオーガ（回転刃）部分の「シャーボルト」が破損していないかを確認しましょう。

シャーボルトとは、オーガ（回転刃）とオーガミッション（動力源）を接続するボルトのことです。

シャーボルトには、除雪時に石や氷塊などを巻き込んだ際に除雪機が壊れるのを防ぐために、わざとボルトが破損することでオーガ（回転刃）とオーガミッション（動力源）の接続を遮断し、除雪機を守る役割があります。

シャーボルトは破損が前提の部品なので、除雪機を使う前に破損していないかをよく確認するようにしましょう。

シャーボルトが欠損している場合や破損している場合には、除雪機のマニュアルに従って交換します。

【ポイント4】オーガ・シューター部が摩耗していないか

オーガ（回転刃）や雪を吹き飛ばすシューター部分にも、サビなどがないか定期的に確認するようにしましょう。

また、オーガ（回転刃）やシューター部分、その周辺の傷や塗装の剥がれは、サビの原因になります。

サビができてしまうと、除雪時に雪が付着することで詰まりの原因となり、うまく除雪できなくなってしまいます。オーガ・シューター部分に塗装の剥がれやサビがある場合は、ヤスリや塗装スプレーなどを使って事前に補修しておきましょう。

【ポイント5】クローラー（キャタピラ）はたるんでいないか

クローラー（キャタピラ）部分は、目視で

を確認します。

たるみや破損などがあると、除雪機が不安定になり除雪中に移動しにくくなるだけでなく、事故につながる恐れもあるので、メーカーや取扱店などで修理・点検をしましょう。

定期的な除雪機の買い替えもおすすめ

雪が多く降る豪雪地帯では生活に欠かせない除雪機ですが、除雪機をある程度の期間使用している場合は、思い切って買い替えを検討してみるのもおすすめです。

除雪機の寿命は約10年と言われていますが、

という場合には、リサイクルショップや買取ショップで高価買取をしてもらえる可能性が高いです。

「除雪機は買取ショップまで持ち込むのが大変そう…」という場合には、手っ取り早く、余計なコストをかけずに買取できる出張買取サービスを利用しましょう。

出張買取とは、買取業者に自宅に来てもらい、自宅でまるごと不用品を査定してもらい、その場で買い取ってもらえるサービスのことです。

というようなメリットがあり、自宅に引き取りに来てくれるので除雪機を持ち込む余計な労力や、リサイクルショップまでのガソリン代などのコストを極力かけずに買取ってもらえるので、手取りの満足感も大きいです。

買い取ってもらったお金で新しい除雪機をおトクに購入することもできるので、シーズン前後に買い替えを検討しみてはいかがでしょうか。

北海道・札幌での除雪機買取は出張買取のプレジャー

自分で除雪機をメンテナンスする方法まとめ

この記事では、自分で除雪機をメンテナンスする際のポイントを解説しました。

日頃から除雪機のメンテナンスをしておくことで、除雪機が長持ちするだけでなく、高価買取してもらえるというメリットがあります。

出張買取なら、自宅で不用品をまとめておくだけですぐに買取ができるので、余計な労力やコストがかからず、最もおトクに買取ができます。

これから上記のような除雪機を処分したいと考えている方は、ぜひ出張買取サービスも検討してみてください。

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